「COALSACK」(石炭袋)60号 2008年4月25日
【60号目次】
〈詩篇〉
制 服 大掛史子 1
鴨方六条院の春 御庄博実 4
きみと樹とぼくと鳥のオマージュ 崔 龍源 6
氷 水/あしたもしも 林 木林 8
ランナー 新井豊吉 10
加賀友禅流し 徳沢愛子 12
「二度と」考 山本十四尾 13
青を着て/月ごよみ 下村和子 14
木 霊 安永圭子 16
変身 佐相憲一 18
不連続線 山本聖子 19
ずいぶん遠くまで 新延 拳 20
蜻蛉玉 淺山泰美 22
たとえば 山本泰生 23
誘蛾燈 うおずみ千尋 24
振り子 星野典比古 25
指し箸/すかし箸 壷阪輝代 26
憂愁の窓 加藤 礁 28
からめて通り 森田海径子 29
初冬のいちょう並木 西村啓子 30
とやまの霞 倉田良成 31
雪女考 未津きみ 32
線引きの道 山本倫子 33
無念無想 酒井 力 34
暁に祈る/雨の日 秋山泰則 35
おはなし(一)/なきがら 平原比呂子 36
思えてくる 石川和広 38
帰りなん いざ 遠藤一夫 40
すこしずれた所から 杉本知政 41
刻み残して/樹 影 鳥巣郁美 42
海 流/空を開く 横田英子 44
タッカアサンガ シンダ 岡村直子 46
News くりはらすなを 47
石の郷愁 石村柳三 48
認知症 皆木信昭 49
写真 田部武光 50
遺 書 宇宿一成 52
荒川びじたあーせんたあー 李 美子 54
ハイエナ 河野俊一 55
あなたの雨に向かって /人 質 葛原りょう 58
カタカタ 豊福みどり 60
神よ、どうか許したまえ/秘密は鎮座する ロバート・フロスト 大山真善美訳 60
花のある教室(二)七月 大山真善美 61
アジア詩行 高 炯烈・李美子訳 62
泥 鳴海英吉・水崎野里子訳 66
浜田知章の眼光と勿忘草 鈴木比佐雄 68
マンセーの雪/ヒロシマ・再訪 水崎野里子 71
赤いパラソル 上田由美子 74
四千度/世界で一番 (ソネット) 結城 文 75
『原爆詩一八一人集』英語版書評特集
ペンの力・詩のちから・言語の力 堀内利美 77
ヒロシマ・ナガサキを風化させない 平和への願いを世界に発信する 大生二郎 80
「悲痛と告発」を「平和を創る力」に 三浦安子 84
もしもこの地上に 木村淳子 87
The sounds of logos 尾内達也 90
『原爆詩一八一人集』英語版の意義と課題 小川聖子 95
テレシンカ女史からの手紙と詩 ─『原爆詩一八一人集』英語版の反響 水崎野里子 98
一翻訳者の思い 郡山 直 102
外国の小、中、高校の教科書に載ったわたしの詩 郡山 直(花 良治) 108
『原爆詩集』の「ミニ逆転ホームラン」 大山真善美 115
〈エッセイ・詩論など〉 浅山泰美 118
久世さんと神戸で 石村柳三 120
わが内景詩集『晩秋雨』を出版して 有馬 敲 125
戦後詩と生活語詩 鈴木比佐雄 137
「生活語詩」運動とは何か 郡山 直 131
『福田万里子全詩集』編集のためのお願い
福田万里子作品年譜 140
大掛史子詩集『桜鬼』日本詩人クラブ賞受賞を祝って 山本十四尾 163
石炭袋通信 165
浜田知章新詩集『海のスフィンクス』ご案内 168